失った歯の機能を取り戻すインプラント治療
歯を失った箇所をそのまま放置していると、見た目だけではなく、発音、咀嚼(そしゃく)、運動機能などに悪影響を与えます。歯を失った時はその機能を補うための補綴(ほてつ)治療をおこなうことが必要です。大阪府吹田市藤白台の歯科医院「かじはら歯科クリニック」では「インプラント治療」をはじめとした補綴治療をおこなっています。
インプラント治療とは、「インプラント」と呼ばれる人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を被せる治療のことです。より天然歯に近い自然な仕上がりになり審美性にも優れています。さらに、咬み心地も安定するので機能面も向上し、硬い物でも咬むことができます。
失った歯を放置してはいけません
歯は「物を咬む」「発音する」「食いしばる」「異物の侵入を防ぐ」などの大切な役割を担っています。歯を1本でも失ってしまうと、これらの機能が十分に発揮できません。さらに患部に他の歯が倒れ込み、咬み合わせが乱れてしまうことで身体全体に悪影響を与える場合があります。
咬み合わせの不正から起こる身体への影響
咬み合わせが乱れることで以下のような症状が現れることがあります。
- 肩こり・頭痛
- 顎関節症
- 耳鳴り
- めまい
- 鼻づまり
- 目のかすみ
- ストレスの蓄積
補綴治療のご案内~インプラント・ブリッジ・入れ歯の比較~
歯を失った時の機能を回復するインプラント・ブリッジ・入れ歯治療についてご紹介します。
インプラント治療
「インプラント」と呼ばれるチタン性の人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を被せる治療方法です。人工歯にはセラミックが使われるので、天然歯のような自然な仕上がりになり、耐久性にも優れています。
メリット
- 周りの健康な歯にフック(バネ)をかけたり、歯を削ったりしないので負荷がかかりません
- 本来の歯と同じように硬い物でも咬むことができます
- 審美性に優れています
デメリット
- 外科治療が必要になります
- 治療完了までに3~6ヶ月かかります
- 自費診療のため治療費が高額になります
ブリッジ治療
失った歯の両脇にある歯を一部削って支台とし、その上に連なった人工歯を装着する治療方法です。保険診療も可能で多くの歯科医院で採用されています。
メリット
- 外科手術が必要ありません
- 材料や場所によっては保険が適用されます
- 治療期間が短く簡単です
デメリット
- 健康な歯を削る必要があります
- 患部のブラッシングが難しいので、不衛生になりやすいです
- 支えとなる歯に大きな負担がかかり、傷めてしまう可能性があります
入れ歯治療
入れ歯治療は失った歯の隣の歯にフック(バネ)をかけて装着する部分入れ歯と、すべての歯を失った場合に歯ぐきに吸着させる総入れ歯の2種類があります。
メリット
- 外科手術の必要がありません
- 材料によっては保険が適用されます
- ほとんどの症例に適用できます
デメリット
- 部分入れ歯の場合はバネが目立ちます
- 周囲の支えている歯に負担がかかります
- 汚れやにおいが付きやすく、変色もしやすいです
- 発音や食事がしづらい場合があります
他院でインプラント治療を断られたケース
インプラント治療は顎の骨の厚みが足りないこと、顎の骨量が少ないことが原因で治療ができない場合があります。そんな方には「骨再生治療」をおすすめしています。他院でインプラント治療を断られた方でもお気軽にご相談ください。
骨再生治療~治療方法~
ソケットリフト
上顎の骨量が足りない場合におこなわれる治療方法です。歯槽骨に穴をあけ、骨を持ちあげた箇所にインプラントのネジ部だけを埋め込んだ後、人工歯を取り付けます。
GBR
欠損した歯槽骨や顎の骨などの骨組織の再生を促す治療方法です。歯と歯ぐきの間のプラークを除去し切開します。切開部を消毒した後、「メンブレン」と呼ばれる特殊な膜で患部を覆い骨量を増やしていきます。歯が再生したらインプラントを埋め込み周辺組織が回復してから人工歯を取り付けます。
インプラント治療症例を紹介
治療前
治療後
治療前
治療後
治療前
治療後